流行りに乗るならカンガルースタイル
ファミリー向けのテント購入を考えるにあたり、ツールームとワンポール編にて考えを巡らせましたが、よりおしゃれにってことで最近流行っていそうなカンガルースタイルなるモノを検討していきたいtp思います。
カンガルースタイルというのは、シェルターの中に小さなテント(インナーテント)を入れるスタイルです。
こんな感じ。いやぁ素敵っすねぇ。
僕が考えるカンガルースタイルの特徴は、
- レイアウトの自由度が高い
- 寒い時期でもあったかい
- こなれ感が出る ←これ重要
かなと思っています。
レイアウトの自由度が高い
レイアウトの自由度が高いというのはいいなと思っていて、人数や季節、気分によってアレコレ工夫できるので、自分なりのスタイルが作れます。レイアウトを考えるのって楽しいですよね。部屋の模様替えより簡単にできますし、アイテム同士の組み合わせ考えたり。
楽しいだけじゃなく理にもかなっていて、暑い時期はシェルターを開けっ広げてメッシュインナーでオープンに。寒い時期はシェルターは閉じ気味で暖房焚いたり。ソロ、デュオ、ファミリーに柔軟に対応できそうです。
寒い時期でもあったかい
とキュレーションサイトなんかでは言われていますが、広めのテントで暖房炊けばカンガルースタイルにせずともあったかく過ごせるわけで、、と思うので、あまり暖かさ目的でカンガルーを目指す必要もないかなと思います。
ただ冬用のテントがなくても、寒さを凌げるってことなのかもしれません。
さらに、下記に紹介するシェルターというものは、タープのようにオープンにできますので夏も涼しいです。
こなれ感が出る ←これ重要
やっぱこれですね。
こなれ感が出るというよりも、実際こなれたキャンパーが取り入れているのだと思いますけど、本来セットではないものをうまく組み合わせて使っていることでそういう印象を受けるのかもしれません。
要するにカッコいいんですよね。なんか。
ということでオムツキャンパーなりに検討してみます。
てかシェルターって何?
いやいや、テントを買うんでしょ、シェルターって何?と思った方もいるかもしれませんね。僕もはっきりとした定義はよくわかってないのですが、タープと違って足元まで幕で覆うことができるものの、寝るではなくて過ごす(リビング)をメインとして設計されたもの。と理解しています。
形状も様々で、割と流行ってきているようなので、どう分類して良いかわからないようなアイテムもあります。
音楽で言うところのオルタナティブって感じでしょうか。
ツーポールシェルター
ファミリーでカンガルースタイルにするなら、ツーポール(ツインポール)シェルターなるものが必要そうです。
有名どころだとこの辺りでしょうか。
■スノーピーク ランドステーションL
ここでも出ましたスノーピーク。2色展開でどちらもいい感じ、そしてデカイ。長辺で9m近くあります。
区画サイトだと厳しい厳しそう。以前はランドステーションMというものがありましたが今は展開していないみたい。
3〜4人家族にはちょっとデカイですが、大は小かねとも言いますが。。
■ogawa ツインピルツフォーク T/C
リンクはコットン混紡のT/C素材ですが、ポリエステルもあります。サイズはこの二つで微妙に違いますが、長辺で6.3〜7m。
オプションにインナーテントもあって、インナーの広さがクイーンサイズのベッドぐらいなので大人×2、子供×2ぐらいなら十分対応でき、リビングも確保できそう。サイズ的にとてもいい感じだと思います。
■NEMO(ニーモ) ヘキサライト 6P
こちらもT/C素材、ポリエステルと選べます。サイズは長辺で5.6mです。
重量もコストも軽めなのがいいですね。
■Helinox(ヘリノックス)Tac.フィールド 4.0
チェア で有名なヘリノックスです。やっぱおしゃれですね。ルックス的にこの中で一番カッコいいと思います。
サイズ感や重量も非常にバランスがいいですね。この中では価格が突出していて14万円ぐらいします。うーむ。。
この中だと僕はNEMO(ニーモ)を推します。山岳向けテントのイメージも強く、なんか「アウトドアを知ってる感」がありますよね。この中では軽く、価格も手が出る範囲(僕的にギリギリですけどね)。
あけっぴろげればタープのような開放感があり、クローズすればプライバシーをしっかり守り、包まれる安心感を得られるツーポールシェルターのカンガルースタイルは、トレンド感と過ごしやすさ兼ねたファミリーにとっても非常に良い選択肢かもしれません。
シェルターのカテゴリは進化がめざましい
以下に紹介するのは、ファミリー的にはサイズがちょっと小さいかなと言う感じもしますが、ワンポールシェルターの進化がめざましく、斬新なアイディアで機能性とデザイン性のバランスにググッとくるアイテムです。たまにはソロキャンプもしちゃうよ。とか言うトレンディなパパキャンパーには非常に良い選択肢になりそうです。
■ogawa タッソ
このシェルターは6角形から8角形に変化でき、上の写真のように一部を立ち上げることもできます。こういった自由な発想のシェルターが多いので他にもいくつか紹介します。
■ZANE ARTS(ゼインアーツ GIGI1)
僕のイチオシのメーカーです。本命として狙っています。とにかくデザインとカラーが良い。素材も軽量化されていて何かと荷物の多いファミリーにもぴったりです。
このGIGI-1というシェルターも張り方のバリエーションが豊富で、日差し避けから包み込まれる感じまで応用できます。
2020年6月発売のようですが、オプションとしてインナーテント、ひとまわり大きいツーポールのGIGI-2というアイテムも発売予定とのことで、かなり狙い目になっています。このメーカー、過去2回の販売がありましたがいずれも即完売ですので注意が必要です。
■サバティカル モーニンググローリーTC
ヘリノックスやヒルバーグ、YETIの輸入代理販売で有名なA&Fの自社ブランド。デザイナーは上で紹介したゼインアーツの社長兼デザイナーの”小杉 敬”さんだそうで、デザインもいい感じ、そして何よりコストが非常にリーズナブル、4万円ほどでゲットできます。大きさの割にちょっと重いのがネックですがルックスがその短所を補って余りある感じ。
しかし現在(2020年3月)はすでに売り切れ。次回入荷は3〜4月頃とのことですが、過去は予約販売で即完売のようなので、入手するには運が必要そうです。
万能シェルターには今後も注目
ここに紹介した以外にも、ほんとこの分野は新たなアイテムが続々出ていて、今シーズンもさらに増加しそうな雰囲気です。
僕のような初心者キャンパーには少し経験が必要そうなアイテムですが、ファミリー向けのキャンプスタイルとしても十分対応できそうな感じで、今後も注目していきたいと思います。
あとシェルターについては、「スクリーンタープ」というアイテムもおそらくそのカテゴリに含まれていて、虫除けができるこのアイテムこそファミリーにとって正解ではないかという気がしているのですが、なんというか、いわゆるtheファミリーのアイテムって感じなので、見た目にこだわりたいオムツキャンパー的には選外としました。
こういうものです。いやぁ万人向けにはこれですよね。。
それでは良いオムツキャンプを!では。
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