幼児連れキャンプ(オムツキャンプ)のテント選び ツールームとワンポール編

キャンプギア紹介
画像出典:Nordisk Jpan 日本公式ページ Instagram

まずはテントを買う

という出だしで書いたものの、ほんとの最初は無理にテントを買わなくてもキャンプはできます。コテージや、あらかじめテントが張ってある常設テントサイト、レンタルもあるし、グランピングも流行りですよね。

まずはその辺りから始めるのが良いと思いますが、自分のギアで一晩過ごす。というのは大きな一歩であり、やはりキャンプの醍醐味だと思うのです。ということでまずは外遊びのベース基地、幼児を連れて行くファミリーにぴったりなテントを選定していきます。

しかし選択肢は無限、正解は無いし迷ってしまいます。。調べている時間も楽しいし、迷いながらお店に行ったり、回り道しながらもゆっくり自分なりのスタイルを見つけていくのもいいのですが、あまり間違った選択はしたくない。。初心者ながら色々と調べてみましたので参考にしていただければ。

コンセプトとしては「デザインとコスパ」です。
子育て世代は何かと物入りですからね。。でもデザインだけは妥協できない!これは今後も一貫してコンセプトに据えていこうと思います。まずはテントの種類の整理とメジャーどころのピックアップです。いってみましょー。

テントの種類とメジャーどころ

キャンプブームってこともあり各メーカーしのぎを削り、種類の枠をこえた新しいものや、スタイルの多様化でどう括っていいかもわからないものもあり、キュレーションサイトなんかで情報はいくらでもありますが、かなり混乱してしまいます。
実際にこれからおしゃれなファミキャンを初めていこうという、僕なりの考えでまとめていきます。
※オムツキャンパー的な本命は、「子連れキャンプのテント選び デザイン重視編」で紹介します。

その1:ツールームテント(トンネル型)

一般的にファミリーキャンプに適していると言われているようです。
ベーシックなキャンプとして、寝る=テント、過ごす=タープとか青空なのですが、これは寝ると過ごす(ベッドルーム+リビング)を一度に叶えるもので、有名どころでは以下のようなものがあります。

■snow peak(スノーピーク)エルフィールド(¥87,780 税込み)
まずは間違いのないメーカー。スノーピークです。

世の中にはもっと安いものはありますよ。Amazonなどでもいくらでも見つかりますが、中途半端なものを買っても後悔するし、スノーピークなら安心、すぐに飽きてもきっと売れます。今後行くかわからないものにこれだけの費用を捻出するのか、、と思うかもしれませんが、最初だからこそある程度しっかりしたメーカーのものがやっぱり間違いはないと思います。掘り出し物はこなれてからの方がいいです。普通にハズレ引く確率が高いと思います。

で、とりあえずSnowPeakの公式サイトを見てください。もう、すぐキャンプに行きたくなってしまいます。
しかし間違い無いだけに他人とかぶっちゃう可能性は高いのが僕的にはマイナス。むしろその方が安心できるよという方はもうポチってOKです。

■Coleman(コールマン)タフスクリーン2ルームハウス¥67,800 税込み)
これも間違い無いメーカー、キャンプしない人でも知ってますよね。実売価格では5万円ぐらいですので手が出やすいです。他を検討する際も、これを基準に考えるといいと思います。

売れているものはやはりいいものです。テントのみならずあらゆるギアを展開していますし、流通量が多いので手に入り安いです。価格、居住性、大手メーカーの安心感とトータルバランスは最高じゃないかと思います。4人以内のファミリーキャンプテントの筆頭候補だと思います。

Nordisk(ノルディスク)レイサ4(国内実売価格¥140,000程度)
よりおしゃれで良いものを。と思うならノルディスクです。シロクマのロゴマークで有名なメーカー。憧れますね。

有名なのは後述するコットン素材のテントですが、ツールームも展開されています。グリーン系とベージュ系をラインナップ。
このメーカを持っていると言う満足度は高そうですね、しかし高い。。10万円を超えます。
レイサ6という一回り大きなものもありますが、少人数ファミリーや子供が小さいうちは「4」で行けそうです。余裕がある方が良ければ「6」の方がいいかもしれません。限定のポリコットン仕様(30万円ぐらいします)を買ったらもうコンプリートですね。ワンルーム賃貸でも半年住めばそれぐらいしますから、住む気なら余裕です。
他にはHILLEBERG(ヒルバーグ)というメーカーも同じぐらいの価格帯でブルジョアなメーカーです。ガチだし、間違いなくキャンプ場でドヤ顔できます。キヤンプ場はドヤ顔しに行くところでは無いですけどね。

その2:ワンポールテント(ティピー型)

おしゃれ感。デコレーションライトを飾ったりして「ママ」ウケ全開のサイト作りができます。ママをキャンプに連れ出したい!と、その気にさせるなら絶対この形状です。

Nordisk(ノルディスク) アルフェイム12.6(国内実売価格¥110,000程度)
とにかくおしゃれ筆頭なのがこのテント。憧れの的ですが初心者には注意が必要。

注意すべきは素材。形以上に、この素敵な雰囲気を作り出す要因でもあるのが素材となっているコットン。自然な風合いがあり、夏はしっかりと日陰を作り、冬は暖かい。しかし初心者にとって取り扱いは簡単では無いです。まぁ「綿の布(ぬの)」ですから、雨がふれば濡れ、重く、保管状態に気をつけなければすぐにカビが発生します。
慣れればとりわけ難しいわけでは無いと思いますが、小さな子供を抱えて、ただでさえ忙しいファミリーキャンパーにとってはそれなりの覚悟が必要です。

■Nordisk(ノルディスク) アスガルド12.6(国内実売価格¥110,000程度)
ノルディスクはこっちの方が有名かも。こちらはベル型というものに分類されるようです。

遊牧民族御用達「パオ」です。僕の友人が使っていますが優雅ですね。21kg(このページで紹介しているテントは大体10kg中盤てとこ)ありますのでマッチョないしは、車横付けできるキャンプ場じゃ無いとちょっとしんどいかもしれません。ただ、女子ウケNo. 1だと思います。個人的に。もし僕が独身で、テントで口説き落とすぜってな感じならこれにします。

アンフェルム、アスガルド共にもうひと周り小さなサイズも展開されているので3人家族であればそちらでもいいかもです。

■tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)サーカスTC(¥31,800+税)
ワンポールテントの火付け役かもしれません。価格スペックとも満足の一品。
※スタンダードなものは現在売り切れで、次回入荷は2020年5月上旬(3月現在)の販売とのことです。
入り口にフラップ(屋根みたいなもの)がついたTC DXというバージョン(¥39,800+税)もあり、サンドベージュとグリーンの展開です。僕的にはそっちの方がアリ。

WILD1というアウトドアショップが手がけるブランドです。言わばプラベートブランドなのですが、もはや確固たる地位を築いたブランドと言って良いでしょう。「TC」というコットンとポリエステルの両方の良さを取り入れた素材で一躍人気となりました。「TC」の良さはキャンプのメインイベントである焚き火に強く、それでいて軽いということです。撥水加工がしてあったりとコットンよりは扱いやすくなっているようですが、やっぱりちょっと気を使う必要があります。
プライベートブランドは価格が手頃という特徴がありますね。そのうちプライベートブランド特集も書きたいな。

まとめ+超入門パッケージ

居住性重視のツールームと、ルックス重視のワンポール(超個人的見解)という感じですが、僕は最初はツールームをお勧めします。とりあえずそれだけあれば幅広く使え、雨にも強くあらゆるシーンで余裕のあるキャンプができると思うので。ワンポールテントだとタープも揃えた方が安心できます。

で、そのテント+タープのキャンプの王道アイテムがセットになった超入門パッケージが、スノーピークから展開されていますので、もっともベーシックに始めるなら絶対に間違いない選択になると思います。

・スノーピーク エントリーパックTT(¥49,800+税)

大人2人、子供2人がゆったり過ごせるサイズ感、設営が簡単なテントに、タープが付いて5万円です。
テント+タープはやはりキャンプの基本だと思うし、ここから慣れていくのもいいのではないかと。タープだけでデイキャンプにも使えて便利だと思います。

では皆さん良いオムツキャンプを。

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